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"登録基幹技能者"の活用

投稿者:村上 彰啓倶知安

|2017年12月27日(水)

 

 “登録基幹技能者”とは、国土交通省より認可を受けた各専門工事業団体において実施している登録技能者講習を修了した者が取得することが出来る資格のことです。熟練した作業能力と知識を持ち合わせ、効率的に作業を進めるマネジメント能力を持つ技能士や職長と位置づけられる人物に求められます。

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★登録基幹技能者講習受講の要件
求められる資格等は各専門工事業団体により違います

当該機関の職種において実務経験が10年以上
・実務経験のうち職長経験が3年以上
・実施機関において定めている資格等の保有(1級技能士、施工管理技士等)

 

 この登録基幹技能者は平成20年から経営事項審査の技術職員の保有資格として加点対象となっており、保有していれば3点加点されます。
 実は3点というと1級工事士や2級施工管理技士よりも高い(各2点)のですが、あまり知られていないというのが現状です。
(ちなみに1級施工管理技士と技術士は各5点。監理技術者講習を修了していれば各6点)

 建設業法で定める主任技術者等の要件にこの登録基幹技能者が新たに認定されるなど今後さらに活用が期待されている資格です。

 工事の品質管理や生産性の向上に役立てるために取得をご検討されてみてはいかがですか?

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