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<第55回>食育のビジネスモデル(後編)

|2019年01月09日(水)

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日常生活や仕事のスタイルが
大きく変わる
これからの時代に
個性ゆたかな活躍を。
 
 
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(前編の復習)
 
食育というと、多くの人は
 
 子どもに
 栄養教育を施すこと
 
といった印象を持ちます。
 
なので、
食育のビジネス化を
考える人たちは
 
 子どもに
 栄養教育を施すことが
 食育である
 
という固定観念を持ち、
そこからビジネスを
発想しようとするので、
 
つまらないビジネスしか
思いつかない。
 
つまらないし儲からない。
 
これでは失敗するのは
火を見るより明らかです。
 
今回は
 
 子どもに
 栄養教育を施すことが
 食育である
 
という古い固定概念を
外して考えたときに
 
食育ビジネスには
どんな将来性があるのか
 
を解説します。
 
 ▽
 
まず、
 
 子どもに
 栄養教育を施すこと
 以外に、
 
 以下のものもすべて
 食育である、
 
という認識を持ちましょう。
 
すなわち、
 
(1) 大人むけの栄養改善
 
(2) 地域(日本各地)の
  食文化を守ること
 
(3) 花嫁修業ではない
  料理教室を開くこと
 
(4) 食品ロスを減らすこと
 
(5) 農業を応援すること
 
以上の5項目です。
 
食育の定義を
広げるということです。
 
そうすると
過去にはなかったような
ビジネスモデルが
実際に存在します。
 
 ▽
 
(1) 大人むけの栄養改善
 
ビジネス例
「メディカルレストラン」
 
 飲食店のメニューを
 医師や病院が積極的に
 監修することにより
 
 健康効果が高く
 したがって付加価値の高い
 飲食店が生まれます。
 
(2) 地域(日本各地)の
  食文化を守ること
 
 地域の食文化に
 スポットを当て、
 観光資源にしよう、
 
 という事業がすべて
 食育になります。
 
(3) 花嫁修業ではない
  料理教室を開くこと
 
ビジネス例
「接待専門の料理教室」
 
 フランスで誕生し、
 イギリスにも広がった
 料理教室ビジネスです。
 
 これまで接待は
 飲食店やゴルフ場などで
 行われていましたが
 
 「一緒に料理を作ると
  仲良くなれる」
 
 という心理効果を活かし、
 
 「接待で使う料理教室」
 
 が実際に誕生しています。
 
(4) 食品ロスを減らすこと
 
 世界には
 食力不足で悩む地域が
 あるというのに、
 
 先進国で廃棄される食品は
 膨大な量に及びます。
 
 環境破壊にも
 つながっています。
 
 これを解決するために
 
 賞味期限後の食品だが
 十分に安全で
 美味しく食べられるもの
 
 見た目が良くないために
 商品にならないと
 判断される野菜
 
 などを専門に扱う
 スーパーマーケットが
 欧米で立ち上がっています。
 
(5) 農業を応援すること
 
 農産物の販路を
 拡大したり
 
 輸出したり
 
 農業を観光化したり
 
 という事業がすべて
 食育になります。
 
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■発行者情報
 
 日本ビジネスモデル
 鑑定士協会
 
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